イーサリアムクラシック(ETC)がハードフォークを実施へ まとめてみました。
イーサリアムクラシック(ETC)がハードフォークを実施しますので簡単にまとめて見ました。
いつ?
イーサリアムクラシック(ETC)のハードフォークは5,900,000ブロックに行われます。
日本時間2018年5月30日午前2時頃に行われる予定です。
コイン配布
1:1でCallisto (CLO)が貰えます。
もし、1000ETCを持っていれば、1000CLOが付与されます。
しかしながら、Bitcoin Goldが国内の取引所で配布されていない事と同様に
取引所により対応が異なりますのでご注意下さい。
なぜ?
イーサリアムクラシック には、Difficulty Bomb(ディフィカルティー ボム)がありました。
これを除去するために、今回のハードフォークが行われます。
Difficulty Bomb(ディフィカルティー ボム)とは?
ブロック生成を難しくする為のアルゴリズムです。
このアルゴリズムがあると、ブロックに生成に時間が掛かってしまいます。
簡単に説明すると
ブロックの生成に時間がかかると、難易度が急激に上昇し
そのブロックを生成出来なくなります。
ブロックが生成されなくなると直前で分裂します。
そして次のブロックへと続いて行きます。
「Difficulty Bomb有り」
ブロックが生成出来ないと無駄ですね。
無報酬ではマイナーは喜びません。
このDifficulty Bomb(ディフィカルティー ボム)を取り除いて
ブロック生成を簡単にして、報酬を得やすい様にするために
今回のハードフォークが行われます。
イーサリアム とイーサリアムクラシックの違い
マイニング形式の違いがあります。
イーサリアムは現在、POW(Proof of Work)ですが
将来的にPOS(Proof Of Stake)に移行される予定です。
一方、イーサリアムクラシックはPOWですが
今後もPOWを進める予定です。
今回のHFにより、Difficulty Bombを取り除いて
マイニングをし易くして、マイナーからの支持を受ける狙いもあります。
各取引所の対応
https://twitter.com/coincheckjp/status/100105177298978406
送金再開はハードフォーク後、イーサリアムクラシック・ブロックチェーンの安定した稼働を確認次第、行なってまいります。
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) May 28, 2018